妊娠前の体づくりと食育を考える

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昨日(2019年8月1日)の夕方のNHKラジオで、興味深いテーマを扱っていたのでちょと記事にしてみようと思います。

※2019年10月1日20:00までならNHKのサイトから聞き逃し配信で聴くことができます。

NHKラジオ らじる☆らじる「リスクを減らそう!妊娠前でも心がけておきたい体づくり」※30分ぐらいの音声です。
https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=4774_01_30056

解説員さんは、荒田 尚子さん(国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 母性内科診療部長)

内容をざっくりまとめると、

  • 日本は、先進国の中でも低出生体重児が異様に多い
  • 日本人の若い女性に「痩せ型」が多いのが原因と言われる
  • 日本人女性は「痩せてること」への憧れが強い
  • 妊娠してから、食に気をつけても急に変えることは難しいことも
  • 10代、20代のうちから健康な食生活を送ることが大切
  • 早期からの食育は本人のみならず次世代の健康にもつながる

といった内容でした。低出生体重児(2500g以下)として生まれても、元気に育っていく子がいっぱいいますので、低出生だからと個々で気にしすぎることはないのですが、社会全体の問題として、意識を持って欲しい、とのことでした。

実際のラジオでは、いろいろなメカニズムに関しても詳しく述べられていましたよ。

私は子どもを産み終わった身ですが、今でこそ、「妊娠前から将来の子供のことを考えておけばよかったな」とも思えますが、やっぱり、10代20代前半の頃に「将来子供産むことを考えて」なんて言われても、絶対にピンとこなかったと思うんですよね。

今私にできることは何かと考えたら、やっぱり子どもたちに、食の大切さを伝えていくこと、はまずできるのかな、と思います。

小さいうちは特に、「あなたの将来の健康のため」とか「将来生まれてくる赤ちゃんのために」なんて言われたって、絶対わからないと思うんです。

だから、やっぱり、日々、楽しい・幸せな気持ちで食卓を囲む習慣、体にいいものを、自然とバランスよく食べられるような習慣をつけてあげること、が将来にも繋がっていってくれるのではないかなと、思います。

そして、若い女性の美意識も、「痩せてるほどいい」みたいなのは無くなって欲しいなぁと思います。

自分が年取ったから思うのかもしれないけれど、ラジオの解説員さんも言ってたけど、「ほどほどに脂肪もあって、筋肉もあって、引き締まって美しい体」を目指すのが一番じゃないかなあと思います。

「ガリガリ至上主義」は本当にいいことないよって思います。

でも私も昔、ずっと「痩せたい!」って思ってたから気持ちはわかります。

でもやっぱり、健康を害してまで痩せるなんていう、無茶なダイエットはするひと無くなって欲しいなぁと思います。

健康あっての美しさですもの。

美味しく食べて、食べ過ぎないで、適度に運動して、自分にとって「ちょうどいい体型」でいつもいられたらいいんじゃないかな、と思います。

日本中みんなの食生活がもっともっと豊かに、本当の意味で精神的に豊かになって、心から満たされて、健康に過ごせる人が増えるといいな、と思っています。

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